樋は屋根面を流れる雨水を集め、地上あるいは下水に導く重要なもので、建物の美観にも大きな影響を与えます。

 

我が国に現存する最古の樋は、奈良時代の東大寺三月堂の物で木製樋だと言われています。

 

その後、時代と共に樋の素材が変化しトタンやブリキ製が多くなり、戦後からプラスチック(塩化ビニール)製が発展し形状や大きさの幅も増え現在に至ります。

プラスチック製以外には、銅・ステンレスの樋もあり、建築物の用途により使い分けられています。

 

樋が破損していると、軒先や破損した部分から雨水が垂れ、軒裏や外壁にまわって、建築物を腐食させたり、地面に叩きつけられ跳ね返った泥水が外壁を汚してしまいます。

 

 そうなる前に早めの点検と状況に応じたメンテナンスが必要です。

雨漏りがしてきたら、すぐに弊社へご相談ください